2026.05.19
立花先生が語る!「異常気象の未来予測-「二季」へ向かう日本、なぜ-」みえ生涯学習ネットワーク共催講座
みえ生涯学習ネットワークと当センターの共催講座に、三重大学大学院 生物資源学研究科 立花義裕教授をお招きし、「異常気象の未来予測-「二季」へ向かう日本、なぜ?-」と題した講演会を開催いたしました。

2025年新語・流行語大賞に「二季」でトップテン受賞をされ、多くのメディアにご出演されている立花先生の講演会とあって、申し込みはあっという間に満員御礼となり、改めて立花先生の人気の高さに驚かされました。
当日は幅広い年齢層の方々にご来場いただき、立花先生のお話しに熱心に耳を傾けられていました。
講演では、昨今の海面水温の上昇や偏西風の蛇行により、日本周辺は世界の中でも特に影響を受けやすいことを、図表を用いて分かりやすくご説明いただきました。
また、気候変動に伴って発生するさまざまな災害などに対して、私たちが適応していく必要がある点についてもお話がありました。
講演時間は90分でしたが、非常に内容が濃く、体感としてはあっという間でした。

講演後行ったアンケートからは、「テッピングポイント(※)を超えないよう、すぐ行動しなければならないなど危機感をおぼえた」、「四季のある日本であるために何ができるか考えてみたい」、「今まで以上に気候変動に関心を持ち続けたい」など、皆さん差し迫っている気候変動問題に興味を持たれていること、今すぐになんとかしないといけないという気持ちが強く伝わってきました。
また、当日は、立花先生の著書「異常気象の未来予測」、監修されたマンガ本「シュワっとかいけつ!たんていソーダ」の販売も行われ、多くの方が手に取られました。
マンガ本を、「お孫さんのために」…と購入される方もいらっしゃったり、世代を超えて異常気象の問題を考える、良いきっかけとなったのではないかと思います。

(※)
「ティッピング・ポイント(tipping point)」とは、少しずつの変化が急激な変化に変わってしまう転換点を意味します。気候変動についても、人為起源の変化があるレベルを超えると、気候システムにしばしば不可逆性を伴うような大規模な変化が生じる可能性があることが指摘されています。地球環境の激変をもたらすこのような事象は、「ティッピング・エレメント」と呼ばれています。(2020(令和2)年度版 環境白書より)