2026.10.30
「伊賀市阿保地区 防災セミナー」で講演しました。
2026年10月10日(土)伊賀市阿保地区にて、「災害から命を守る」をテーマに講演を行いました。
近年、地震や大雨による災害が日本各地で起こっています。自然災害から命を守るにはどのようにしていけばいいのか、近年の気候変動に絡めて災害という視点からお話しをしてほしいと、当センターに依頼がありました。当センターのことはホームページから知っていただいたようです。
当初は阿保地区の区長部会が対象というお話しでしたが、その後、区長部会のメンバー以外にも聞いてほしいということで、当日は27名の方が参加されました。
講演は、まずはじめに、当センターのHPでも公開している「地球温暖化と気候変動」について、県内の気温の変化、降水量の変化等についてご覧いただき、さらに、津地方気象台から提供された、上野特別地域気象観測所で観測している真夏日、猛暑日、冬日のデータもご覧いただきました。併せて、8月3日より公開されている「2050年の天気予報」(2050年の天気予報制作委員会)の動画を視聴いただきました。
次に、「気候変動への二つの対策」である、「緩和」と「適応」についての、三重県の事例をお話ししました。
最後に、災害と防災のお話しをしました。特に阿保地区は山間部でもあるので、「水害(内水・外水)」についてお話しをしました。「水害」については、川の防災情報(国土交通省)やキキクル(気象庁)を使って、実際の画面で阿保地区をみながらそれぞれの見方について紹介しました。また、伊賀市が作成された阿保地区の水害ハザードマップを見ながら、災害発生時の避難路についてお話ししました。
今回、当センターでは、災害をテーマに気候変動のお話をすることが初めてだったのですが、皆さん熱心にお話しを聞いてくださりました。講演後のアンケートには、「分かりやすかった」「地元に根ざした点がありがたかった」「このような講演をきくことがあまりなかったのでよかった」というお言葉をいただきました。
例えば、「Q気候変動を実感しているか」という問いには、ほとんどの方が「年々暑い日が増えている」「大雨災害」と答えた方がほとんどでした。
区長部会の部会長からは、「災害はいつくるか分からない。まずは災害に強い地域づくりを課題に取り組んでいきたい」とおっしゃられ、少しでも今回の講座が阿保地区の「災害の強い地域づくり」の手助けになればいいなと思いました。

