三重県気候変動適応センター

MENU

センター活動記録

2023.08.18

夏休みこども環境講座でお話しました。

 8月5日(土)、三重県環境学習情報センター主催の夏休みこども環境講座「貝がらと木の実のフォトフレーム作り」が、津市河芸公民館で開催されました。

 この講座は、さまざまな種類の貝がらや木の実を使ってフォトフレームに飾りをつけ、自分だけのフォトフレームを作ります。

 講座の冒頭10分間、パワーポイントを使って、「おにぎりと牛乳とおすしがなくなったら」の演題でお話させていただきました。

 三重県でも、気候が変わってきていること、それによって将来、私たちの食生活にも影響してくるかもしれないということ、今日作る工作で使用する貝がらも、将来、獲れなくなってしまうかもしれないことを伝え、地球が温暖化することによって、様々な影響が出ることを知ってもらい、二酸化炭素をなるべく出さないために、いま、自分たちができることはどんなことなのかを考えてもらいました。

 参加者の小学生と、付き添いの保護者の方は、みなさん熱心に聞いて下さり、保護者向けアンケートには、次のような回答が寄せられました。
 ・子どもにも理解しやすいテーマでよかった。
 ・三重県の気候や現状を子どもにもすごくわかりやすく学習できた。
 ・大人としても再度意識させられた。
 ・自身が子どもの時よりも、暑い日が増えているように感じる。
 ・子どもやその子どもに、良い環境を残してあげたい。

 その一方、「お話は子どもにも分かりやすかったが、子どもの行動に繋がるかは疑問」というご指摘もいただき、改めて子どもたちへの啓発の難しさを感じました。

お話が終わったら、子どもたちが楽しみにしていた工作です。

 三重県環境学習情報センターの方が用意した、たくさんの貝がらや木の実を、みんな興味津々になって、いろんなものを選んで飾り付けていました。

 飾りつけにはグルーガンを使うのですが、みんな上手に使っていました。

完成した作品です。

 そして最後にアンケートと一緒に渡したのは、「今日、使った木の実や貝がらの名前は、なんだろう?」です。
 三重県環境学習情報センターからの最後のお題を、みんなが作成したフォトフレームを持ちながら、調べて記入します。

 ただ使うだけでなく、使った貝がらや木の実も一緒に覚えてほしい、どこかで見かけたら、貝がらや木の実と呼ぶのではなく、それぞれにちゃんと名前があるんだよと、教えていただきました。

 子どもたちのアンケートには、
・貝がらの名前は知らないものもあったから、知れて楽しかった。
・ジュズダマが貝がらか木の実か分からなかった。小さくてかわいかった。
・アマオブネという貝がらから音がなったのでビックリした。
・材料が自分で選べて楽しかった。
など、みなさん大満足な様子でした。

TOP