三重県気候変動適応センター

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2023.06.30

気候変動適応法の改正~熱中症予防対策の強化~

 近年、国内の熱中症による死亡者数は年間1,000人を超えるなど増加しています。三重県でも、熱中症による死亡者数、救急搬送者数は増加しています 。
 今後、地球温暖化が進めば、極端な高温発生リスクも増加することが見込まれます。

 こうした背景を踏まえて、2023年5月、気候変動適応法が改正されました。
 この法改正により、これまでの「熱中症警戒アラート」が「熱中症警戒情報」として法に位置づけられました。

 さらに、より深刻な健康被害が発生し得る場合に備えて、警戒情報より一段上の「熱中症特別警戒情報」が新たに創設されました。

 特別警戒情報の発表期間中には、公民館、図書館、ショッピングセンター等、市町村長が指定する施設が指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)として、一般に開放されることになります。

 なお、熱中症の発生数については、国立環境研究所気候変動適応センターが運営するA-PLATに、発生年別、都道府県別、症状の重篤度別、年齢層別の詳しい情報が掲載されています。
  ご関心のある方は、こちらからご覧ください。

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